スマートフォン(スマホ)は私たちの生活に欠かせません。友人と連絡を取ったり、音楽を聴いたり、スマホで出来ることは無数にあります。また、ランニングアプリを利用すれば走っているペースなどが測れるため、ランニング時にスマホを使いたい人も多いはずです。
でも、ランニング中にどのうようにスマホを身に付けたらいいか悩むことはないですか?
一般的にはスマホは150-200g程度ではありますが、走っていると重く感じます。邪魔にならない方法を知って、快適にランニングを楽しみたい。
この記事ではそんな悩みを解決します。
- ランニング中にスマホで出来ること
- スマホを身に付けて走る方法
ランニング中にスマホで出来ること
まず、ランニング中にスマホで出来ることを解説します。非常に多機能になったスマホ。ランニング中にも、様々なアプリを使用することでランニングをより快適にしてくれます。
ランニングアプリを利用
スマホのランニングアプリを利用すればペースや距離が測定出来ます。Adidas Runninng、ASICS Runkeeper、Nike Run Club、Stravaなどの中から、自身が使いやすいものを選びましょう。
アプリを利用するとランニング中にペースや距離を読み上げてくれたり、ランニング記録を毎回残すことが出来ます。自身の成長を振り返ることで、モチベーション向上にも繋がるでしょう。
各種アプリにはSNS機能もあり、友人とランニング記録をシェアすることでランニングを楽しく続けることが出来ます。
音楽を聴きながら走る
ただ走るだけでは退屈だから、音楽を聴きながら走りたいと考えている人もいるでしょう。Spotify、Amazon Music、YouTube Musicなどの音楽再生アプリを利用して、走りながら音楽を聴くことが出来ます。
音楽で気分が高揚するのはもちろんのこと、曲のテンポに合わせて足を動かせば、走るペースを一定に保つことが出来ます。初心者は160-170bpm程度のリズムがいいとされていますが、自分のペースにあった曲を探すのも楽しいですよ。
また、最近は本読み上げサービスやYouTubeで勉強しながら走っているランナーもいるようです。
写真がすぐに撮れる
走っている途中で季節を感じる花や、キレイな景色に偶然出合うとも少なくありません。スマホを身に付けて走っていれば、撮りたい時に写真を撮ることができます。また、走っている時に気になるお店を見つけてパシャリ、走った後でゆっくり検索するのもいいでしょう。
マラソン大会中にも、写真を撮る人もいます。大会中の光景や、沿道で応援してくれる人と一緒に写真を撮れば、思い出として残すことが出来ますよ。
キャッシュレス決済が出来る
走っていれば当然喉が乾きますし、お腹が空くこともあります。そんな時にコンビニやスーパーに寄って買い物をすると思いますが、現金で払うと小銭が多くなってしまいます。
そんな時にキャッシュレス決済を利用すれば、財布やお金を所持する必要がなく、荷物を減らしてランニングを行うことが出来ます。ランニング中は少しでも荷物を減らしたいので、財布は家に置いて、身軽な状態でランニングを行いましょう。
夜道でライトとして使用
夜走る人の中には道を照らしたり、自転車や自動車に存在を認知してもらうためにスマホのライト機能を利用する人もいるようです。
ただ、ライトは別途用意した方が安全にランニングを行えるでしょう。ランキング用のライトもありますので、暗い道を走る人は購入を検討してみてください。
すぐに連絡が出来る
走っていて体調が悪くなったり、事故にあう可能性もゼロではありません。
そのような場合に緊急通報したり、家族や友人に連絡を取ることが出来ます。また、完全に手ぶらで走っている場合、病気などで意識がなくなると身元の確認にかなりの時間を有する場合もあるでしょう。
自分自身を守るためにもスマホを持っておき、いざというときに使用出来るようにしておくと安心です。
スマホを身に付けて走る方法
ここからはスマホを持ち運ぶ方法を紹介していきます。
手に持って走る
まず、手に持って走る方法があります。原始的な方法ですがメリットとしては道具が必要ないこと、走っている途中画面がすぐに見れることでしょう。ランニングアプリの画面を確認したり、電話にすぐに出ることが出来ます。
デメリットとしては、走るバランスが左右で崩れる、スマホを落とすリスクがあることでしょう。
ランニングは左右対称に体を動かさないと、左右どちからに負荷がかかりランニングパフォーマンスの低下に繋がります。手に持っていると左右均等に力を入れることが出来ません。また、落としてしまえばスマホの画面にヒビが入ったり、故障の原因にもなります。どうしても手に持ちたい人は落とさないようにスマホリングを使用し、指に引っ掛け落下防止を行いましょう。
アームバンド
左右どちらかの腕にスマホを固定できるアームバンド。
画面が外側に出ているので操作が可能で、落下のリスクも少ないです。また、小物も一緒に入れることが出来るので、鍵などを身に付けて走りたい人にはいいでしょう。また比較的安価に手に入れることが出来るので、初心者の方にはオススメです。
ただ、左右どちらかに付けるのでランニングフォームの崩れに繋がる可能性があるので注意が必要です。毎回同じ腕につけるのではなく、「今日が右腕なら明日は左腕」のように左右を入れ換えながら利用するのがいいでしょう。
ウエストポーチ
腰に巻いくウエストポーチにスマホを入れて走る方法もあります。
スマホをお腹や背中の身体に固定出来るため、走っているときにフォームが左右にぶれにくいのがメリットです。また、水筒が付属してあるボトルポーチを使用すれば、水分補給も可能です。
デメリットは、走っているときに揺れてずれてしまう可能性があることや、すぐにスマホを取り出せないことでしょう。
ポケット付きランニングパンツ(マルチポケットパンツ)
ポケットがついているランニングパンツもおすすめです。
別途道具を用意する必要がなく、パンツをはいてスマホを入れればすぐに走り出せますし、洗濯物を増やさずに済みます。
デメリットとしては持っているパンツを全てマルチポケットパンツにすると、結構値が張るので経済的にはコスパが悪いかもしれません。また選択肢が少なく、気に入ったパンツに出合うのが難しい場合もあります。
スマホを身に付けて快適にランニングを楽しもう
ここまでランニング中スマホで出来ること、スマホを身に付けて走る方法を解説してきました。
スマホは日常生活での必需品であり、ランニングも例外ではありません。アプリを利用することで、ランニングがより楽しく快適になります。
一方で、走るという運動は荷物は少なく軽い方がパフォーマンスが良くなるのは事実。今回紹介した方法でランニングと上手に付き合っていただければと思います。